特殊加工印刷の新晃社 > 印刷会社ブログTOP > ブログ > 印刷について > 【高級感や存在感を演出】厚紙印刷
公開日:2024年05月24日
厚紙印刷とは、その名の通り厚みのある紙を用いて印刷する方法です。通常の紙よりも頑丈で、高級感や存在感を持たせることができます。
名刺やDM、招待状、パンフレット、カタログ、パッケージなど、日常的に使用される印刷物をより耐久性のあるものにするだけでなく、視覚的にも触覚的にも印象的な仕上がりを実現します。特に重要なメッセージを伝えたいときや、特別なイベントで使用する際にオススメの印刷です。
今回は厚紙印刷の魅力や注意点についてご紹介いたします。
厚紙印刷は多くのシーンで利用されています。例えば、商品パッケージでは、厚紙を使用することで商品をしっかり保護しつつ、高級感を演出できます。
また、チラシ・フライヤーやDMに厚紙を用いることで、手に取った瞬間に感じる重厚感が、受け取る側に特別な印象を与えることができます。展示会やイベントで配布するパンフレットやカタログでも、厚紙印刷を用いることで、ブランドイメージを高めることができます。
厚紙印刷に使用される紙にはいくつかの種類がありますが、代表的なものにはコートボール紙があります。
コートボール紙はパッケージによく使用されています。板紙の片面が通常のコート紙と同じく白色で光沢があり、印刷した色の発色が良く鮮やかな仕上がりが特徴です。
そのほかにも、古紙パルプを100%使用したリサイクル認証紙GAクラフトボードなども魅力的です。
ナチュラルな色合いと古紙の細かな繊維が作るチリの表情が特徴的な厚紙です。
このように環境に配慮した紙も選ばれることが増えており、用途や目的に応じて、最適な紙を選ぶことが重要です。
厚紙印刷にはいくつかの注意点があります。
厚みのある紙を使用するため、印刷機によっては対応できない場合があります。事前に印刷会社に使用したい紙を相談するなどして確認すると良いでしょう。
折り曲げる際に割れやすいという特性があるため、デザインの際には折り目を入れる位置をよく考慮する必要があります。また、紙が割れたりシワが出にくくなるように、折り目にスジを入れるという方法もあります。
紙によってはインキの吸収に時間がかかる場合があります。その為、乾燥時間に余裕を持たせることも大切です。
厚紙印刷をする際は、これらの注意点を事前に確認してみてください。また、完成イメージをよりしっかりと確認するためには、本機校正をオススメします。
厚紙印刷に特殊印刷や特殊加工を加えることで、さらに魅力的な仕上がりになります。例えば、箔押しやエンボス・デボス加工を施すことで、立体感や高級感を演出できます。
また、擬似エンボス加工を用いることで、部分的に光沢を出すことができ、デザインのアクセントになります。PP貼り加工やラミネート加工を施すことで、耐久性を高めるとともに、手触り感を向上させることもできます。
これらの特殊加工を組み合わせることで、他にはない独自の印刷物を作り出すことが可能です。
厚紙印刷は、その高級感と存在感で印象深い仕上がりとなります。大切なメッセージを伝えたいときや、特別なイベントの際には、厚紙印刷を選んでみてはいかがでしょうか。豊富な紙の種類や特殊印刷・特殊加工を組み合わせることで、オリジナルな仕上がりの印刷物を作り出すことができます。手に取った瞬間に感じるそのインパクトは、受け取る側に深く刻まれること間違いなしです。
厚紙印刷をご検討の場合は、是非当社にお気軽にご相談ください。お客様のご要望や用途をお聞かせいただき、専門の担当者が丁寧にご説明させて頂きます。
当社では、お問合せいただきました内容を確認し、ヒアリング・お打合せをさせていただいております。
その内容をふまえて、企画・デザイン・見積りを提出させていただきます。
印刷だけでなく、特殊加工・製本・丁合、封入などのアッセンブリから発送まで対応しております。
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