特殊加工印刷の新晃社 > 特殊加工・特殊印刷TOP > 箔押し印刷(ホットスタンプ)
箔押し印刷は、別名ホットスタンプとも呼ばれる加工方法です。
オリジナルのロゴや絵柄を、名刺や紙袋などの印刷物へスタンプのように転写させます。
まず、転写させたいオリジナルのロゴや絵柄の金型(箔押し用の版)を作ります。金型と印刷物の間に箔を敷き、金型を上から押し込みます。その際、約170度の高温の熱と圧力をかけることで、印刷物に箔が熱転写されていく加工方法が“箔押し印刷”です。
箔押しをすると、金型と印刷物の接地面のみにゴールドやシルバーなどの箔が転写され、メタリックな輝きを放ちます。箔押し印刷は、自社の製品を際立たせ、他社との差別化を図るのに有効な特殊加工になります。
特殊加工・特殊印刷は、その印刷・加工方法によっては用紙との相性があります。
例えば、疑似エンボスも箔押しと同じように光沢感や立体感を表現することが可能ですが、マット紙や元々凹凸のある用紙では光沢感や立体感を上手く作れないということがあります。このように印刷方法と用紙との相性により、可能な特殊加工・特殊印刷があり、印刷物の魅力は大きく左右されます。
その点、箔押し印刷では紙や革製品、布製品、プラスチック製品などさまざまな素材への印刷が可能です。
更に、印刷物の上から箔を定着させる方式のため、どんな色の用紙にも鮮明に転写することができます。
箔押し印刷は、くっきり、はっきりと、メタリックかつ光沢感のある、多彩な仕上がりを表現できるのも特長のひとつです。
弊社ではゴールドやシルバーはもちろん、レッド、ブルーなど、さまざまな箔をご用意しております。その他にホログラムや顔料箔、透明・パール箔などの多彩な箔まで取り揃えております。
例えば、メタリックなゴールドやシルバーはシャープなイメージをつけ、モダンな雰囲気や高級感を演出します。 一方ホログラムやパール箔は、高級感はもちろんのこと華やかさもプラスされるため、女性からの高い支持を受けている箔です。
箔押し印刷は幅広い分野で長年活用されている加工方法です。
名刺やパンフレット、紙袋はもちろん、衣類やプラスチック製のスマートフォンケース、お箸にまで施されています。オリジナル製品に箔押し印刷で高級感を演出したり、既製品にロゴや社名を入れることで販促グッズやノベルティなどにも活用されています。
オリジナリティのある名刺は印象に残りやすいため、ロゴのマークを箔押し印刷で入れる方も多くいらっしゃいます。
ホログラムは複製することが非常に困難なため、セキュリティ対策への活用も行われています。お札や商品券などの偽造防止に役立つ加工方法です。
また、カードゲームのレアカードにはオーロラのように輝くものがあります。こちらもホログラムでの箔押しによって加工されたもので、ノーマルカードと区別を付けるためホログラムでレア感を表現しています。
身の周りをよく見てみると、箔押し加工の商品は意外と身近に多く存在していることがわかります。箔の高級感や輝きは、古くから愛され、親しまれています。
当社では、お問合せいただきました内容を確認し、ヒアリング・お打合せをさせていただいております。
その内容をふまえて、企画・デザイン・見積りを提出させていただきます。
印刷だけでなく、特殊加工・製本・丁合、封入などのアッセンブリから発送まで対応しております。
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