特殊加工印刷の新晃社 > 印刷会社ブログTOP > ブログ > 印刷について > 【よくわかる】折込チラシとポスティングチラシの違い
公開日:2021年12月23日
印刷物を多くの人に届ける方法として、「折込チラシ」と「ポスティングチラシ」は有効な手段の一つです。特に年末年始や大型連休などの買い物シーズンでは、セールのチラシで売り上げが何倍も変わってくる、なんてこともあります。
折込チラシとポスティングチラシは、消費者の各世帯に届けるといった点では同じですが「届けられる対象」が変わってきます。
せっかくチラシを作るのであれば、渡したい対象者に届けられるように、適切な方法を選択したいですよね。今回は「折込チラシ」と「ポスティングチラシ」の違いについてご紹介いたします。
折込チラシとは、各家庭に届けられる新聞に挟み込まれているチラシのことです。年末年始に特に多く、新聞サイズと同じくらい大きく広げられるチラシもあります。
折込チラシは、まず新聞配達所にチラシが搬入されます。そして●●新聞には○○部、△△新聞には○○部、といったように媒体ごとに細かい指定をすることができます。
折込チラシのメリットは、ポスティングNGの集合住宅や個人宅にもチラシを届けることができる点です。又、主婦層や高齢者など、折りこみチラシに関心の高い対象者には効果的な訴求方法です。
新聞配達を契約している世帯は年々減少しており、特に若い世代にアプローチすることが難しくなってきています。また、折込チラシは自社以外のチラシもまとめて挟み込まれているため、埋もれてしまって見てもらえない可能性があります。
ポスティングチラシとは、新聞などを介さず直接ポストにチラシを投函するチラシのことです。折込チラシの場合は、挟み込むチラシのサイズや厚みなどに制限がありますが、こういった条件をポスティング会社と相談して決めることができます。
ポスティングチラシは、まずポスティング会社にチラシが搬入されます。そして、指定した配達エリアに対して、部数やスケジュールを決めて配達することができます。
折込チラシでは「新聞配達を契約している」ことが条件になりますが、ポスティングチラシは指定エリア全域に配布することが可能です。また、集合住宅を除いた一軒家だけに配る、あるいは個人宅を除いた事務所などに配る、などの指定もできるため、配りたい対象者に向けた細かな指定がしやすいといった特徴もあります。
ポスティングNGの集合住宅や、郵便受けがオートロックの中にある建物の場合は配布することができません。そのため、エリア的にはポスティングできる地域であったとしても、配布できない世帯があります。
折込チラシとポスティングチラシは、ご覧いただきました通りどちらも一長一短があります。
お届けしたい対象者や地域の状況に合わせて、適切な配り方を選択することが成功のポイントとなります。また、併用することによって「新聞配達では届けられないエリアはポスティング」など広告宣伝を強化する方法も可能です。
折込チラシやポスティングチラシのことでお悩みの場合は、お気軽に新晃社まで是非ご相談ください。経験豊富な担当者が丁寧にご説明させて頂きます。
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