特殊加工印刷の新晃社 > 印刷会社ブログTOP > ブログ > 印刷について > 【印刷のヒント】ジャバラ折りとは?
公開日:2020年06月25日
ジャバラ(蛇腹)折りとは、ジグザグに折られた印刷物で一般的には折りの数を「山」として表します。
山の数が「4つ」であれば4山、「5つ」であれば5山という数え方ですね。このジャバラ折り、あまり見かけないかもしれませんが、意外と使える折り加工なんです。新晃社ではジャバラ折りも得意としておりますので、ご検討中であれば是非お気軽にご相談ください。
それでは今回はジャバラ折りについてご紹介いたします。
ジャバラ折りは、広げたときは大きな印刷物として見やすい使い方ができる上に、折りたたむとコンパクトなサイズになり持ち運びが大変便利というメリットがあります。
また、デザインの工夫次第では一般的な二つ折り・三つ折りの印刷物よりも、見開きページにインパクトを出すこともできます。一味ちがったパンフレットを作りたい時や、見開きで表現したいことに悩んでいる時はジャバラ折りがヒントになるかもしれません。
実際にジャバラ折りはこんなシーンで使われています。
旅行先やイベント会場などで配られているマップにジャバラ折りはぴったりです。実際に使う時は見やすい大きさに広げることができ、使わない時はポケットやバッグなどにコンパクトに収納できるサイズに折りたたむことができます。
説明書の内容は多岐に渡るため、どうしてもページ数が多くなりがちです。その際に、ジャバラ折りを使用することで、パッケージの中に入れやすいサイズに収めることができます。
ページ数の多い印刷物であれば、中綴じ冊子などの製本加工をすることが一般的ですが、ジャバラ折りにすることでパラパラと広げて使うことのできるミニパンフレットとして作ることもできます。
さて、それでは実際にジャバラ折りを作る場合、どのくらいのサイズで、どのような紙の厚みであれば対応できるのでしょうか。
こちらでは新晃社で対応できるジャバラ折りのサイズをご紹介します。是非参考にしてみてください。
※他の印刷会社では対応範囲が異なる場合がありますので、ご発注前にご確認されることをお勧めいたします。
展開:880mm×257mm
仕上:176mm×257mm
展開:266mm×55mm
仕上:38mm×55mm
3山:四六135kgベース
4山:四六110kgベース
5山・6山:四六90kgベース
四六55kgベース
ジャバラ折り3山〜4山なら、やや厚めの紙である四六110kg〜135kgベースの紙を使うことができますが、5山・6山になると一般的な厚みである四六90kgになります。予定している山の数によって、使える紙が変わってくるということをきちんと抑えておくと良いでしょう。
薄い紙を使いたい場合は、四六55kg(コピー用紙程度の厚み)までになります。あまりにも薄い紙でのジャバラ折りはできませんので、ご注意ください。
また、厚みは対応範囲内であっても、紙質によってはジャバラ折りには不向きな紙も存在しますので、あらかじめ印刷会社と打ち合わせをしておくことをお勧めいたします。
いかがでしょうか。新晃社ではかなり大きめなサイズから小さなサイズまで対応できるようになっておりますので、気になった場合はお気軽にご相談ください。また、紙の厚みについては、紙のサンプルをご覧いただき、本番印刷前にしっかりとご確認いただけるようになっております。
ジャバラ折りについてご検討中の場合は、是非下記のフォームからお問い合わせください。
当社では、お問合せいただきました内容を確認し、ヒアリング・お打合せをさせていただいております。
その内容をふまえて、企画・デザイン・見積りを提出させていただきます。
印刷だけでなく、特殊加工・製本・丁合、封入などのアッセンブリから発送まで対応しております。
印刷加工等でご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
詳しくお打ち合わせご希望の方は営業担当が伺わせていただきます。