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公開日:2023年04月14日

冊子みたいなパンフレット? 十字折りのメリットや活用シーンを徹底解説

用紙に十字の線がつくように2回折る「十字折り」は、冊子とパンフレットを合わせたような特徴を持つ折り加工です。今回は、そんな十字折りのメリットや活用シーンを解説します。

十字折りとは?

長辺を1回折り、さらにまた長辺を半分になるように山折りすることでできるのが十字折りです。A4サイズの用紙はA6サイズの仕上がりに、B5サイズの用紙はB7サイズの仕上がりとコンパクトになるのが特徴的です。

十字折りのメリット

十字折りは先述の通り、コンパクトな形状になるので、スペースを使わずに陳列したり、持ち運びがしやすいメリットがあります。また、紙を重ねるため、折れ曲がりづらくなるなど、丈夫さも特徴の1つです。

また、紙面の使い方には大きく2つのメリットがあります。

紙面を大きく使うことで、より多くの情報をわかりやすくまとめることができる

例えば、広告や案内冊子などの紙面を大きく使うことで、より多くの情報をわかりやすくまとめることができます。事例の1つとして、観光案内では、表面には観光地の魅力やアクセス情報などをまとめ、裏面には大きな地図を掲載することができます。

このような形式は、情報を効果的に伝えるだけでなく、読者に視覚的なインパクトを与えるため、覚えやすく、印象に残りやすくなるでしょう。

情報整理やデザインにあわせたレイアウトを考えることができる

紙面が表裏合わせて8つに分かれるため、情報整理やデザインにあわせたレイアウトを考えることができます。この8Pには、豊富な情報を掲載することができ、視覚的にも効果的なデザインが可能です。

このように、8Pの紙面は、情報伝達に必要なスペースを提供するだけでなく、デザインの自由度も高く、見やすさや伝わりやすさを追求することができます。また、情報量が多い場合でも、このような形式でまとめることで、情報の整理や理解をしやすくなるでしょう。

このように4P分をすべて使って大胆な訴求をする、あるいは8Pごとに情報を分ける…など様々な活用方法があります。

十字折りの活用シーン

・豊富な情報量でしっかり伝える!店舗や商品、サービスのパンフレット

十字折りは、パンフレットとして多くの場面で活用されています。店舗のPR、商品やサービスの訴求など様々なシーンで活用できます。仕上がりを小さくできるため、例えばA3サイズの用紙(仕上がりはA5サイズ)を十字折りのパンフレットとして活用すると、かなりの情報量を掲載することができます。

商品やサービスの基礎情報に加え、商品の背景にあるストーリー、どういう人が作っているか、オススメの活用方法…など付随情報も豊富に盛り込むことができます。冊子にするほどでもないけど、もう少し奥深い情報を伝えたい…といった場合にピッタリです。

・小さいから入るんです!ポケットティッシュ用の折込チラシ

十字折りのメリットであるコンパクトさを活かし、ポケットティッシュ用の折込チラシとしても活用されることも多いです。ポケットティッシュサイズの用紙1枚だと情報量が限られますが、十字折りを活用することで、4倍のサイズとなり、それに応じた情報量を掲載することが可能です。

・充実の情報でお客様を迷わせない案内系のリーフレット

店舗の地図や商品、サービスの使い方を記載した案内系のリーフレットとしても、十字折りは活用できます。店舗のディスプレイはもちろん、商談スペースに置いたり、スタッフが持ち運んでお客様に見せながら案内をするなど、コンパクトさと掲載できる情報量の多さを活かした活用ができます。

十字折りのデザインのポイント

メリットでも触れたように、8P分の紙面を有効活用することで訴求力の高いパンフレットを作ることができます。

例えば、お菓子のEC販売のパンフレットの場合、表面には商品の種類と値段、注文方法や配送方法、Q&Aといった基礎的な情報を掲載。裏面に、商品のこだわりポイント、作っている人の想いを伝えるインタビュー記事、大きめのサイズの商品写真など商品をより好きになってもらうための情報を掲載するといった活用ができます。

冊子ほどの情報量は載せないけど、チラシよりは掲載したいことがある…といった場合にうってつけなのが十字折りなのです。

また、十字折りにした際に外に出る面が表紙のような役割になるため、お店やサービス名、ロゴなどを掲載し、「なんのパンフレットか」がわかるようなデザインにするといいでしょう。
その際、ロゴなどにUV加工や箔押しなどの特殊加工・特殊印刷を施すことで、さらに訴求力の高いパンフレットを制作することも可能です。特殊加工・特殊印刷について気になる方は、お気軽に新晃社のスタッフにご相談ください。

十字折りの注意点

十字折りを作る場合、以下の様な点に注意しましょう。

・4等分に折る(二重に折る)ため、厚紙は不向きになります。折れたとしても紙が膨らみやすくなるため、目安としては四六判135kg程度までの厚みとなります。

・疑似エンボスのような折って紙が割れやすい加工は不向きになります。疑似エンボスに限らず特殊な印刷や加工と組み合わせる場合は注意しましょう。

・冊子のように見せたい場合は、どの面に表1(表紙にあたる面)が来るのか、データの向きなどに注意が必要です。

また、紙質によっては十字折りには不向きな紙も存在しますので、あらかじめ印刷会社と打ち合わせをしておくことをお勧めいたします。

以上、十字折りのメリットや制作のポイントについて解説しました。コンパクトさと豊富な情報量を両立できるのが、十字折りの特徴です。用紙の選定や加工の詳細についてお困りの場合は、お気軽にご相談いただければ、サンプルなどと共にスタッフがご提案いたします。

十字折りについてご検討中の場合は、是非下記のフォームからお問い合わせください。

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