特殊加工印刷の新晃社 > 印刷会社ブログTOP > ブログ > 印刷について > DM折りとは~メリットや活用シーンを徹底解説~
公開日:2023年07月24日
二つ折りにした用紙をさらに三つ折りにし、コンパクトなサイズにする「DM折り」。名前の通り、DMを作成する際にピッタリの折り加工になります。この記事では、DM折りのメリットや作成時のポイントなどを解説します。
用紙の長辺を1回折り、さらにまた長辺を3分割して左右を巻き込むように折る加工方法がDM折りです。A3サイズの用紙をDM折りにすると、長3封筒(120×235mm)に入る大きさになります。DMに最適な折り加工として、この名前が付いているのですね。
先述の通り、A3サイズの用紙を長3封筒に入れる大きさにできる点が最大のメリットです。
長3封筒は定形郵便で送付可能なため、送料を抑えることができます。コストを抑え、大量送付によってDMの効果を高められる点は、マーケティング活動においては大きな利点です。
また、A3サイズという大きなサイズで印刷物を作成することもできるので、たくさんの商品を掲載したり、インパクトのある写真の使い方で印象を与えるなど、デザイン面においても大きなメリットがあります。
新商品や新サービスを新しい顧客に知ってもらうために、できるだけ多くのDMを送付したいときにDM折りは効果的です。定形郵便で発送ができるため、コストを抑えつつ、DMの大量送付による新規開拓を狙えます。
A3サイズという大きなサイズを活かし、商品数をたくさん掲載したいチラシなどで活用できます。例えば家電量販店のチラシや、製品一覧のようなカタログなど多くの商品を見てもらいたい場合にDM折りは効果的です。
掲載できる情報量の多さを、商品の背景やこだわりなどのストーリーを見せる方向にも活用できます。リーフレット等で商品についての深い情報を顧客に伝えることで、ファンになってもらうようなDMの作成にもDM折りは向いています。
DM以外にも、店舗案内図をDM折りにしてディスプレイに設置したり、商品カタログを店舗のレジ前や商談スペースに置くなど、コンパクトさを活かした幅広い活用ができます。
折り込まれる面をしっかりと確認し、表面になる部分を、チラシのタイトルやメインビジュアルなどが見えるデザインにすると、手に取った人が何のチラシかを認識しやすくなります。
また、最大A3サイズという大きなサイズの利点を活かし、情報量をたくさん入れ込む、あるいは大きな写真を大胆に使って、インパクトを与えるなどのデザインの工夫ができます。その印刷物において、できるだけ多くの商品を見てほしいのか、インパクトを与えて特定の商品の認知を狙いたいのか…など、目的をしっかりと整理したうえでデザインをするようにしましょう。
さらに、ロゴや商品名などにUV加工や箔押しなどの特殊加工・特殊印刷を施すことで、いっそう訴求力の高い印刷物を制作することも可能です。特殊加工・特殊印刷について気になる方は、お気軽に新晃社のスタッフにご相談ください。
二つ折りの後の三つ折りの際に、内側に折り込まれる面は1.5mm〜3mm短くして作成する必要があります。全ての面を同じ幅で作成をすると、紙の厚みによって仕上がりにズレが発生する可能性があるためです。
また、DM折りには不向きな用紙もありますので、あらかじめ印刷会社と打ち合わせをしておくことをお勧めいたします。
以上DM折りのメリットや作成ポイントについての解説でした。コストを抑えながらも、大きなサイズのチラシ等の印刷物が作成できるのは嬉しいですね。是非、DM折りを新規開拓をはじめとした各種マーケティング活動にご活用ください。
用紙の選定や加工の詳細についてお困りの場合は、お気軽にご相談いただければスタッフが丁寧にご提案いたします。サンプルのご用意もありますので、DM折りについてご検討中の場合は、是非下記のフォームからお問い合わせください。
当社では、お問合せいただきました内容を確認し、ヒアリング・お打合せをさせていただいております。
その内容をふまえて、企画・デザイン・見積りを提出させていただきます。
印刷だけでなく、特殊加工・製本・丁合、封入などのアッセンブリから発送まで対応しております。
印刷加工等でご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
詳しくお打ち合わせご希望の方は営業担当が伺わせていただきます。