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公開日:2015年05月29日
こんにちは。今日は、印刷の知識基本編です。
本日は、
OPニスについて
印刷物の表面を保護するための表面加工、ニス加工の1種、「OP(Over Print)ニス」の略称です。オフセット印刷機のインキ壷に入れて通常のインキと同じようにに印刷をすることが出来ます。
カタログ、冊子などの表紙、ポケットファイルの表面など、長く使用する印刷物の表面を保護するために用いる後加工です。
特に印刷面がベタ(全面に濃い色で印刷されている場合)、印刷面がこすれたり、キズがついたりする危険が増します。
紙の表面に白い部分が残っていなく、全面にコーポレートカラーなどの印刷がされている場合、事前にOPニスで印刷面を保護して耐摩性を高めておくと良いと思います。
OPニスには、グロスタイプ(光沢)とマットタイプがあります。光沢やマットな風合いは表面に出ますが、PP加工と比べるとどちらも弱い感じです。
下の画像はマットニスです。
ビニールを貼ったようなツヤを出すというよりも表面の保護という役割と考える方が良いかと思います。長い時間が経つと耐久性も直接表面にビニールを貼るPP加工にはかなわないようです。
良い点として、PP加工と比べると通常の印刷機で印刷できるので安価です。
表面加工として、安価で手軽な方法となります。
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