3分でわかる紙パッケージのアレコレ① 〜中身が見える箱型ケース〜

紙パッケージの様々な知識をコンパクトにまとめたシリーズ「3分でわかる紙パッケージのアレコレ」。

第1回目は、商品パッケージやギフトボックスなどで活躍する「中身が見える箱型ケース」についてご紹介します。

中身が見える箱型ケースとは?

中身が見える箱型ケースを写してる画像

その名の通り、中身が見えるように側面に切り抜き加工を施した箱型ケースです。「窓付き箱」とも呼ばれています。

切り抜きは四角型だけでなく、丸型など自由に加工できます。切り抜く型の大きさも様々な大きさに調整できます。切り抜き部分はフィルムを貼ることも可能です。比較的シンプルな加工なため、選択しやすいパッケージの一つです。

箱には印刷や特殊加工も可能です。切り抜き加工、疑似エンボスアルミ蒸着箔押しなど様々な特殊加工を組み合わせることで、ユニークでオリジナリティあふれるパッケージデザインを実現できます。

どのようなシーンで活用できる?

菓子類やコーヒー・紅茶、タオル類などのパッケージとしてよく使われています。中身が見えるため、商品のアピールと目につくデザインを両立できるのが、この箱の強みと言えます。そのままディスプレイすることで、店舗を華やかにもしてくれます。

パッケージに入った状態で実物を目にできるので、購入する側にもメリットがあります。特にタオル類など色味を気にする商品は、中身が見える箱に入っていると選びやすいですよね。

菓子類やタオル類との相性がいいことから、ギフトボックスとしてもよく使われています。少し厚みのある紙を使うことで、高級感を演出することも可能です。

また、紙のコストを抑えることで、ノベルティ類などのパッケージとしても活躍します。中身が見えますし、箱に入れて渡されると嬉しさも増しますよね。

どのような紙を使う?

最もよく使われるのが、「コートボール」という紙です。表面が白、裏面がグレーになっており、印刷も可能です。価格が安く扱いやすい紙ですが、裏面がグレーなためデザインのクオリティを求めたり、高級感を出したいときには不向きです。ノベルティ類などのパッケージで大量生産したい、安価で制作したい場合にオススメの紙となります。

高級感を出したいときにオススメなのが「アイボリー」です。両面とも白色で、しっかりとしたつくりの高級板紙の一つです。発色もよく、目を引く高いデザイン性を発揮できます。商品パッケージにオススメの紙です。

「コートボール」についてはコチラ!
https://www.shinkohsha.co.jp/blog/coatball/

デザイン時の注意点

先に切り抜きの型の仕様を決めることで、切り抜き部分を活かしたデザインができます。用途は何か、どの程度商品を見せたいかなどを決め、箱の仕様を決めましょう。

また、箱に入れる商品デザインとのバランスは意識するようにしましょう。商品をより魅力的に見せるようなデザインにするのか、パッケージを目立たせるのか、目的に応じて色数やデザインを決めていきましょう。

紙パッケージでエコプリも実現

購入後はごみとして廃棄されることが多い商品パッケージ。できるだけプラスチック部分を減らし、紙に置き換えることで、プラスチックごみを減らし、環境への負荷を軽減できます。
新晃社では、こうした地球に優しい印刷、エコプリンティングを積極的に推奨しています。“サステナブルな印刷”という新しい価値を追求するため、紙パッケージの選択をぜひご検討ください。

エコプリンティングについてはコチラ!
https://www.shinkohsha.co.jp/ecopritown/

以上、紙パッケージ「中身が見える箱」のご紹介でした。紙パッケージには他にも様々な種類、印刷加工方法があります。お客様の要望をお聞きし、実物サンプルなどとともに、最適な紙パッケージの選択、効果を高める印刷加工をご提案いたします。販促効果などについても、ご相談を承っております。

紙パッケージについてご検討中であれば是非ご連絡ください。経験豊富な担当者が丁寧に対応させて頂きます。

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