特殊加工印刷の新晃社 > 印刷会社ブログTOP > ブログ > デザインの雑学など > 四つ折りとは?〜メリットや活用シーンを徹底解説〜
公開日:2025年07月11日
ポスティングチラシやガイドマップに使われることが多い四つ折り。多くの情報をコンパクトにまとめたり、面によって異なるデザインにすることが可能です。この記事では、四つ折りの種類やメリット、活用シーンについて詳しく解説します。
四つ折りは、印刷物を複数回折りたたむむことで4面構成にできる加工方法です。四つ折りの中でも様々な折り方がありますが、ここではよく使われる「巻四つ折り」と「外四つ折り」についてご紹介します。
巻四つ折りでは、2つ折りを2回繰り返します。紙の長辺を一度半分に折り、その後同じ方向にもう一度折るのがポイントです。名前にもあるように、巻くようにして折ります。
外四つ折りでは、紙を山折りと谷折りで交互に折ります。折ったあとの形がジグザグになるのがポイントです。アルファベットのWにも見えることから、外四つ折りは「W折り」とも呼ばれています。
四つ折りにはさらに「十字折り」と「観音折り」といった折り加工もあります。詳しくは下記のページでご紹介していますので、ぜひご覧ください。
冊子みたいなパンフレット? 十字折りのメリットや活用シーンを徹底解説
https://www.shinkohsha.co.jp/blog/juujiori/
観音折りとは?~メリットや活用シーンを徹底解説~
https://www.shinkohsha.co.jp/blog/kannon/
印刷の加工にはそれぞれメリットがあり、使用シーンや用途によって使い分けることが重要です。ここでは、四つ折り加工の3つのメリットについてご紹介していきます。
1つ目のメリットはコンパクトなサイズになる点です。四つ折りをすると用紙のサイズは1/4になるため、多くの情報を小さくまとめることができます。これにより、持ち運びがしやすいといったメリットが生まれます。
デザインによって伝えたい情報が目立つのもメリットの1つです。用紙を4分割して視界に入る情報が制限されるため、インパクトのある画像やデザインがより際立ちます。加工の仕方にあったデザインを選択することが重要です。
四つ折りならではの、ダイナミックな展開も魅力の1つです。四つ折りを広げ、見える面が少しずつ増えていく展開は、見る人にインパクトを与えます。目を引くような印象に残る印刷物にしたい場合におすすめです。
ここでは、四つ折りが使われるシーンや用途についてご紹介します。上記でご紹介したメリットをうまく活用した例をご説明いたします。
情報量の多いリーフレットには、四つ折りにすることでコンパクトになり、持ち運びやすくなるというメリットがあります。さらに、面ごとにデザインを変えることで、表現の幅を広げることも可能です。冊子形式の印刷物と比べて、比較的コストを抑えて制作できる点も魅力です。
四つ折りは印刷物をコンパクトにできるため、ポスティングチラシにも向いています。印刷物が小さくポストに入れやすいので、投函の際チラシにしわが入る危険性も少ないのがメリットです。また、四つ折りに合わせてデザインを工夫することで、一般的なチラシよりも目立たせることもできます。
ガイドマップや観光案内の用途にも四つ折りは多く使われます。地図の印刷には、大きい用紙が必要となるので、コンパクトに折りたためる折り加工はおすすめです。また、外四つ折りからさらに2つ折りした「マップ折り」という加工方法もあります。
四つ折りをする際には、表紙と裏表紙がどの面になるのか注意が必要です。印刷の際は、外側の面から見た折り位置を指示しましょう。
また、紙の厚みや種類によって折り目にひびが入りやすくなる場合があります。事前に印刷会社に相談するなどしておくと安心です。
以上、四つ折りの特徴や活用シーンについて解説いたしました。多くの情報がコンパクトになり、デザインやレイアウトの幅が広がるのが四つ折りの魅力です。
四つ折り加工についてお悩みの際は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが、お客様のご要望に沿って丁寧にご説明させていただきます。
当社では、お問合せいただきました内容を確認し、ヒアリング・お打合せをさせていただいております。
その内容をふまえて、企画・デザイン・見積りを提出させていただきます。
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