ドライダウンについて

こんにちは。今日は印刷の知識編です。

今日の印刷用語は、

ドライダウンについて

ドライダウンとは、印刷直後と印刷の乾燥後の印刷の濃度差が生まれる現象を意味します。
用紙によって、印刷の直後に見た印刷物の濃度よりも濃度が下がってしまう!!

そのようなケースが起こることがあります。

オフセット印刷では、インキは、助剤を使って、用紙に浸透しながら乾燥をする(酸化重合)のため、印刷直後と印刷の乾燥後では、濃度が低下(ドライダウン)します。

つまり、印刷直後、色が鮮やかだった部分が、印刷の乾燥後にくすんで、沈んだ色になってしまうような現象です。個人的な感想ですが、鮮やかに見える色の方が、その傾向が大きいように感じます。

コート系の用紙ではなく、表面がコーティングされてない 上質系 やマット系のコーティングがされている マットコート系 の用紙のように表面がざらっとしている用紙にこの現象が見られます。
ヴァンヌーボシリーズやサンルーマーのような用紙もこのような現象があります。

UV印刷は速乾性ののため、基本的にドライダウンの影響は、受けにくい印刷方法です。

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