こんにちは。今回は用紙について書いていきたいと思います。
本日は、
両面クロームカラーとは?です。
キャストコート紙の1種です。両面とも表面に強い光沢があるのが特徴です。
キャストコート紙は、製造工程で、紙・板紙に塗工機(キャストコーター)で塗工し、ゆっくりと回るキャストドラムの鏡面を塗工面に写して製造します。
この製造方法によって、表面は、他の用紙では表現出来ない光沢が作られます。
この用紙は、カード類、パンフレット、名刺、まれに冊子などのパンフレットの表紙
(表紙で使う場合、真ん中で折る部分は、スジ押しをお勧めします)
キャスコート系の用紙は、光沢があり、インクのノリも良く、写真のある印刷物は、綺麗に仕上がります。
出来れば、せっかく表面に強い光沢のある用紙なので、全ての面をフルにインクで印刷をするよりも、白い部分を活かしたデザインで作成するのがオススメです。
白い部分を活かして、高級感のあるものを作るのに良い用紙だと思います。
両面の光沢をフルに活かせるデザイン、印刷商材に使うと、一味違う仕上りになります。
私も過去にペット関係の折りパンフレットを作ったことがあります。商品の写真を両面で見せるには綺麗な用紙です。
用紙自体の 色のバリエーションは5種類あります。
ホワイト、ピンク、アサギ、ウグイス、クリームの5種です。
実際の写真です。色は上から順番にホワイト、ピンク、アサギ、ウグイス、クリームです。