3分でわかる紙パッケージのアレコレ③ 〜強度のしっかりした紙製パッケージ〜

公開日：2023年01月24日

3分でわかる紙パッケージのアレコレ③ 〜強度のしっかりした紙製パッケージ〜

紙パッケージの様々な知識をコンパクトにまとめたシリーズ「3分でわかる紙パッケージのアレコレ」。第3回目は、箱の周りに紙を貼り付け、高級感を演出する「強度のしっかりした紙製パッケージ」についてご紹介します。

強度のしっかりした紙製パッケージとは？

強度のしっかりした紙製パッケージとは、厚めのボール紙で作られた箱に紙を貼り付けることで強度を高めたパッケージになります。

強度がしっかりとしているだけでなく、貼り付ける紙の素材によって質感やデザイン性を高めることができ、見た目でも、手に持ってもその魅力を味わえるパッケージとも言えます。用途によっては、繰り返し使用できる点も大きなメリットです。

一方で、使用する素材が多く、加工に手間もかかるため、他の紙製パッケージに比べてコストは高めとなる点に注意が必要です。その為、新晃社ではお客様のご要望や用途に合わせて、予算内に合わせた仕様をご提案しています。

どのようなシーンで活用できる？

頑丈で壊れにくく、高級感を演出できる点から、アクセサリーや腕時計といった高級品、ギフト用のお菓子類、贈答品などで活用できます。質の高い商品を包装するのにうってつけの質感を出せるのが、強度のしっかりした紙製パッケージの強みです。

他にも、DVD/Blu-rayのパッケージとしても使われており、手にした方も多いのではないでしょうか。複数枚のセットや特典などが付いてくる豪華なパッケージにも、強度がしっかりとした紙製パッケージは活用できます。

どの活用シーンにおいても、ブランド、商品の信頼性や魅力を、箱を通じて伝えることができるのがこの紙製パッケージの魅力と言えます。

どのような紙を使う？

中芯として最もよく使われるのが、「コートボール」という紙です。強度のしっかりした紙製パッケージにおいては、厚めのコートボールを使用するのが一般的です。

「コートボール」についてはコチラ！
https://www.shinkohsha.co.jp/blog/coatball/

中芯に貼り付ける紙は多種多様なものがあります。主に特殊用紙と呼ばれる、加工が施された用紙を使う場合が多いです。エンボスのある用紙、光沢感のある用紙、マット加工がされた用紙など豊富な選択肢の中から紙を選ぶことで、様々な質感の箱を作ることができます。

また、各用紙で色も豊富にあるので、デザインと合わせてお好きな色を選択することも可能です。用紙の選択で迷う場合は、ぜひ新晃社にご相談ください。お客様のご要望に応じて、最適な用紙をご提案いたします。

「特殊用紙」に関する記事一覧はコチラ！
https://www.shinkohsha.co.jp/blog/special-paper/?post_type=blog

デザイン時の注意点

貼り付ける紙によって大きく印象が変わるため、用紙を選択する際はイメージするデザインと共によく検討をするといいでしょう。

特殊用紙には豊富な色数を揃えたものも多く、ちょっとした色の違いでイメージしていたものと違う仕上がりになる場合もあります。新晃社では特殊用紙の紙見本をたくさんご用意していますので、実物を見ながら検討を進めていくことをオススメします。

また、エンボスや光沢などの加工によって、手で触ったときの感触も変わってきます。こちらも、紙見本で自分の手で触りながら、検討していくことをオススメします。

紙パッケージでエコプリも実現

強度のしっかりした紙製パッケージは、プラスチックを使用しておらず、環境にも優しいパッケージです。また、用途によっては繰り返し使用できる点もエコに繋がります。ギフト品で使われていた強度のしっかりした紙製パッケージを、小物入れなどで使用している…なんて方も多いのではないでしょうか。

新晃社では、こうした地球に優しい印刷、エコプリンティングを積極的に推奨しています。“サステナブルな印刷”という新しい価値を追求するため、紙パッケージの選択をぜひご検討ください。

エコプリンティングについてはコチラ！
https://shinkohsha.co.jp/ecopritown/

以上、紙パッケージ「強度のしっかりした紙製パッケージ」のご紹介でした。紙パッケージには他にも様々な種類、印刷加工方法があります。お客様の要望をお聞きし、実物サンプルなどとともに、最適な紙パッケージの選択、効果を高める印刷加工をご提案いたします。販促効果などについても、ご相談を承っております。

紙パッケージについてご検討中であれば是非ご連絡ください。経験豊富な担当者が丁寧に対応させて頂きます。

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