こんにちは。今日は印刷の知識の基本編です。
オンデマンド印刷を利用した印刷方法で 一枚一枚内容を差し替える可変印刷を指します。
Microsoft Excelファイルなどで、データベースになっているデータに基づいて印刷するページの一枚一枚に対して、特定の部分を差し替えて印刷をすよるような方法です。
例えば、DMの住所や宛名の部分を差し替えて印刷をするような物が代表的な例です。
顧客データを年齢層やその時に対応した担当者などがわかるようになっていると、さらにDMなどは、一人ひとりの嗜好に合わせて、オススメする商品を変えたり、その時に対応した担当者の名前や写真を入れたDMを作成することが可能になります。
つまり、全て共通のDMを大量に作成するというのではなく、一人ひとりの興味を持ちそうなものをメインにしたDMを作れるようになります。
このバリアブル印刷は、使用の仕方として、例えば、10,000人のリスト全体に一気にDMを作成するという感じでの使用ではなく、例えば、前回のキャンペーンやイベントに来場されたお客様 300人に向けて、さらに興味を持ってもらうというような使用方法が効果的だと思います。
初めてこの商品やイベントを多くの人に紹介したいという使用の仕方ではなく、一度、少しでも関心を持って頂いた方にさらに興味を持ってもらったり、親近感を持ってもらったりというよう使用の仕方で、そのDMが、「あなただけのための特別な」 というイメージを持つことが大切です。
ターゲットに対して、ピンポイントで好みに合いそうな商品を年齢層や嗜好に合わせて差し替える印刷の方法です。大人数の不特定多数の人に向けて送るDMではなく、比較的少人数のピンポイントのお客様に向けて送ると効果が出そうな印刷方法です。
DM以外にも、オンデマンド印刷の クリアファイル、タンブラーや封筒、中に入れるためのチラシ などにも使用されます。
写真はオンデマンドで印刷したタンブラーです。絵柄を一つずつ別のものにしたり、一人ひとりに自分の名前を印刷をすることも出来ます。