無線綴じ製本について

こんにちは。今日は印刷の知識の基本編です。

本日のテーマは、無線綴じ製本について

製本方法の一つです。中綴じ製本に次いで、ポピュラーな製本方法です。

印刷後に折りの完了した刷り本を一折ごとに順番に上から積み重ねて、背に糊を塗布して、表紙を貼り付ける製本方法です。 冊子やカタログなどで、背の部分に針金が付いているものではなく、表紙でくるまれている物を指します。背の部分にタイトルを入れる事が出来る ので、本棚などに入れてもタイトルがわかるのが特徴です。

この無線綴じは、刷り本を折った後に、背を一度切り落として接着面を作る 無線綴じ と、切り込みを入れて糊を浸透させる アジロ綴じ の2つに分けられます。

中綴じと比べると中綴じ程、安価ではありませんが、比較的コストパフォーマンスは良いかと思います。

長所として、中綴じ製本が、一般的に8ページから80ページくらいまでのページ数が一般的なのに対して 無線綴じ冊子はそれより多いページ数の場合に用いられます。カタログや資料やコミックなどのページ数の多い物に適しています。
短所として、背を糊で貼って、表紙でくるんでいる性質上、糊の柔軟性の点から見て 180度開く事が出来ません。 見開きの絵や写真を入れる場合はその分間を空けておく必要となります。

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