水なし印刷について

こんにちは。今日は、印刷の知識の基本編です。

本日のテーマは、水なし印刷について!!!です。

水なし印刷は、印刷時に湿し水を使わないオフセット印刷の方法です。湿し水に変えてシリコンを使用します。印刷用の版の表面のシリコンの層が、今までのオフセット印刷での湿し水に相当し、インクが付かないようになります。そのため、湿し水を使いません。

参考までに湿し水についてはコチラ!!!

この水なし印刷の版は、有害な廃液が出ない 水現像方式です。版の現像後の排水は、通常の下水として流すことができます。

一方、今までの通所のオフセット印刷用の版は、ph12以上の強アルカリ現像廃液が発生し、特別管理産業廃棄物として回収が義務付けられています。

この 湿し水を使わない と 版の現像後の排水は、通常の下水として流すことが出来るこの2点が、水無し印刷の環境面への配慮の特長です。

また、綺麗な仕上がりも水なし印刷の特長です。
水なし印刷では、湿し水を使わないという性質のため、今までオフセット印刷の性質上避けられなかった 一つ一つの点(アミ点)のにじみが解消されます。 一つ一つの目に見えない点の集まりが、にじむ事なく、くっきりと再現されるので、再現力のある仕上りの良い印刷物となります。

さらに凹凸の大きい 上質紙 や マット系の用紙 などの場合でもデータ通りの美しいアミ点を再現します。

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