こんにちは。今回は印刷の知識、基本編です。
今回のテーマは、くわえとは?

今回の”くわえ” という言葉、実際に印刷用データを作成する立場の方には、あまり聞くことの無い用語かなと思います。実際には、印刷の現場で印刷用の版に面付けをして、実際に印刷機にかける工程で必要になってくる用語です。
参考までに面付けについて
実際にこの”くわえ”とはどのようなものかと言うと、オフセット印刷機などで、用紙を機械に通すときには、印刷機の中のツメと呼ばれる部分が、用紙を引っ張って印刷機の中に用紙を通します。
その時、ツメが引っ張る用紙の余白の部分 を”くわえ”と呼びます。
このくわえには、一定の幅があります。一般的に10~12mの幅となります。
この部分は、インクが付いていなく、白くなっています。
印刷の刷本を見た時に一辺の端の部分に余白が残っています。この部分が、くわえです。

上の画像は、ツメで用紙を引っ張って印刷機に入っていく様子です。引っ張られている端の部分がくわえです。





