【よくわかる】角丸加工で注意すべき3つのポイント

角丸加工とは

角丸加工とは、印刷物の角を丸くする加工のことです。丸みを持たせることで印刷物のイメージを柔らかな印象にすることができます。

名刺やショップカードなどに使用することが多く、自社のブランディングに役立ちますが、ポイントを押さえておかないと「思ったよりしっくりこない」なんてことも。今回は、角丸加工をする際に注意すべき3つのポイントについてご紹介いたします。

ポイント① R(アール)を確認

まずは角丸加工の基本、R(アール)についておさえておきましょう。「R」とは、半径の意味である「Radius」から来ており、丸みを指定する単位になります。Rの単位が大きいほど、丸みが強くなります。

「どのくらいのRがちょうど良いのか分からない」など迷ったときにおススメなのは「3R」です。丸みが弱すぎず強すぎず、自然なカーブの印象になります。一方で、さりげなく角丸加工を入れたい場合は2R、あるいは目立たせるように角丸加工を入れたい場合は4R以上を選ぶと良いでしょう。

ポイント② デザイン上の余白に注意

 

角丸加工をすることによって、余白が足りなくなる場合がありますので注意が必要です。

例えば、右側の角丸ありの図では十分な余白が確保できておらず、紙の端ギリギリに会社名が配置されています。これでは角丸加工をした際に会社名が見切れてしまう可能性があり、仮に見切れなかったとしても圧迫感のあるデザインになってしまいます。

通常、印刷物は紙の仕上がりサイズから3mm程度内側に見切れて欲しくない文字や画像を配置しますが、このような場合は更に十分な余白を確保するようにしましょう。

ポイント③ 利用シーンにマッチしているか

角丸加工は柔らかい印象を出すには向いていますが、ビジネスシーンの場面によっては不向きな場合があります。「ご自身の会社やサービス」と「角丸加工の印象」がマッチしているかについては、よく吟味したほうがよいでしょう。

角丸加工と相性の良い事例として、カジュアルな雰囲気のショップ系、保育園やキッズスペースなどの子供向け施設、レストランやカフェなどの飲食店、等が挙げられます。その他にも様々な業種やシーンで使われていますので、是非ご参考にしてみてください。

角丸加工の上手な使い方

名刺やショップカード以外にも、商品タグやコースター、ノートなど私たちの身近なところでも良く使われていますね。見た目の印象だけでなく、チクチクしない、角がつぶれにくい、といったメリットがあります。

又、ステッカー・シールなどにも角丸加工をすることがあります。この場合は、角がひっかからないように丸みを持たせることによって、はがれにくくするといった目的の場合もあります。

角丸加工を上手に使いこなすには、これらのように使い勝手にも注目してみてください。ワンランク上の印刷物になること間違いなしです。

角丸加工についてお悩みの場合は、お気軽に新晃社まで是非ご相談ください。経験豊富な担当者が丁寧にご説明させて頂きます。

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