カラーマネジメントシステムについて

こんにちは。今回は、印刷の知識の基本編です。

今回のテーマは、カラーマネジメントシステムについて

このカラーマネージメントシステムは、実際に印刷物を作っていく過程において、非常に重要です。
プリンター、印刷機などの異なる出力においても、同じデータを出力、印刷した物の 色を統一的に管理するシステム の事を言います。

説明によっては、難しく、わかりにくくなってしまうので、簡単に説明をしますと、例えば、同一のA4サイズのポスターのデータをプリンター、プリモジェットや私達も何台かプロセス4色のオフセット印刷機を持っていますが、どの印刷機を使用しても、ポスターの仕上がりの色が同じように仕上がるために管理するシステムです。

私達のカラーマネージメントシステムは、Japan Color 2007 に準拠しています。日本では、色の管理の一般的な基準です。

実際に全ての印刷機で全く同じ色に仕上げていくためには、メンテナンス計画 に基づいて、計画的に印刷機のメンテナンスを進める事が重要です。ベストな状態を維持するには、常に万全のコンディションにあることが大切です。

また、定期的に実際に出力や印刷したものを色の濃度を読み取って数値化して、常に基準の数値内におさめる、それぞれの印刷会社によっても違うのかもしれないですが、OKシートなどの見た目での判断の基準や光源、ライトを各印刷機の前や確認をする場所で統一するなどの 判断環境の整備 も大切です。数値にのみ偏るのでなく、実際の見た目での判断 も重要です。

温度や湿度や印刷機の中のローラーの圧など、色の変動の要素はいろいろありますが、年間を通して、一定に保つというのが、カラーマネージメントのキモです。

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