コートボールとは

こんにちは。今日は用紙について書いていきたいと思います。

本日の用紙は、コートボールとは?

パッケージやケースなど作成する際に使用される厚紙の一つです。最もポピュラーなパッケージ用の用紙ともいえる用紙の総称です。白ボールとも呼ばれています。

一般紙器、食品、菓子、日用雑貨、繊維製品、ティッシュ、ラップなどに用いられる用紙です。

表面が白く塗工され、フルカラーのプロセス4色にも適した用紙です。裏面はネズミ色で印刷には適していません。

おそらく、裏面がネズミ色の厚みのある用紙を子供の頃やまたは、何かの機会に見たことがある方が多いと思います。コートボールの可能性が高いと思います。

ポピュラーな用紙なので、気が付かずに日常で接しているかもしれないです。

裏面の画像です

確かにネズミ色ですね。

また、表面の保護として、光沢のある表面加工プレスコートを施す場合も結構多いです。
表面がツヤツヤになります。このような感じです。

この用紙は、多層で厚みがあり古紙パルプが配合されています。

原料には、表面の白層にパルプ・上質系古紙(PPCなど)、中層に新聞古紙・雑誌古紙、裏層に新聞古紙を使用しているのが一般的と言われています。

コートボールは、用紙のカテゴリーの総称なので、コートボールと言えば、一般的に通用すると思います。

実際の銘柄を幾つか紹介します。

日本製紙グループ

JETSTAR(ジェット・スター)、リースリーG、NSボール

王子マテリア

OKボール、UFコート、サンコート、MCボール(f)、サンダイヤホワイトN

サンダイヤN

北越紀州製紙

マリコート

この辺の用紙が一般的なコートボールかなと思います。私達は、マリコートを使用するケースが多いように思います。

用紙は、K判とL判となります。K判のサイズは、640×940㎜

L判のサイズは、800×1,100㎜となります。

用紙の厚さは、L判で(マリコート)

23.5Kg 、27Kg、31Kg、35Kg、39.5Kg、48.5Kg、53Kgとなります。

このような厚紙の場合、紙の厚さについてのKgの表示は、100枚あたりの重さとなります。

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