【2026年最新版】クラシコトレーシング-FSとは?特徴や斤量について徹底解説

印刷物やパッケージにおいて、高級感を演出できる特殊用紙として人気を集めているのが「クラシコトレーシング-FS」です。半透明の透け感を活かし、さまざまなデザインアイデアを実現できる用紙として、デザイナーや企業の販促担当者から長年愛されています。

本記事では、2026年2月時点の最新の見本帳をもとに、クラシコトレーシング-FSの魅力や用途、最新の斤量・カラーバリエーションについて解説します。無地のスタンダードタイプだけでなく、個性的な模様が入った「風」や「星くずし」といった派生ラインナップについても取り上げます。特殊印刷をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

クラシコトレーシング-FSとはどのような用紙か

クラシコトレーシング-FSは、半透明であることが最大の特長であり、数あるトレーシングペーパーの中でも代表的な存在です。透明度が高くクリアで上品な質感を持っているため、下に重なる文字や写真、イラストをふんわりと透かして見せることができます。

森林保全に配慮したFSC森林認証紙

商品名の末尾に付いている「-FS」という名称は、この用紙が「FSC森林認証紙」であることを示しています。適切に管理された森林の木材を使用して作られた環境配慮型の用紙です。近年は企業のSDGsへの取り組みが重視されていますが、本用紙を採用することで環境保全に配慮した印刷物であることをアピールできます。

クラシコトレーシング-FSが活躍する用途

半透明の特性を活かし、以下のようなシーンで頻繁に採用されています。

・冊子やカタログの扉や見返し
・VIP顧客に向けた特別なダイレクトメール(DM)の挨拶状
・結婚式の招待状やインビテーションカード
・高級感のあるパッケージや商品の帯(掛け紙)

トビラに使用し、次ページに印刷されたブランドロゴを透かして見せるなどの工夫を施すことで、受け手に対して印象深く、高級感のある仕上がりを実現できます。

【2026年2月最新】見本帳と2019年版からの変更点

基本的には、2019年製の見本帳と比べて用紙そのものの手触りや風合い、品質に大きな違いはありません。

しかし、近年の一部規格見直しによって廃盤となった色や斤量が存在することに注意が必要です。例えば、2020年末には一部のサイズ・厚さの規格や、カラーバリエーションなどが廃色・廃規格となりました。

古い見本帳を参考にデザインを進めると、いざ印刷の段階になって指定した色や厚さが手に入らないというトラブルに繋がる恐れがあります。用紙を選定する際は、常に最新の情報を確認することが重要です。

カラーバリエーションと斤量の最新情報

竹尾のウェブサイトで確認した最新情報(2026年時点)をもとに、カラー展開と斤量について解説します。

全8色のカラーバリエーション

基本となる透明(白)に加えて、パステル調の優しく上品なカラー展開が用意されています。現在展開されているのは、「うす鼠」「うす黄」「肌」「桃」「うす紫」「うす青」「うす緑」「白」の全8色です。過去の見本帳では「ピンク」「グリーン」などの名称で記載されていたものもありますが、現在は和名に変更されています。デザインに合わせて色付きのトレーシングペーパーを取り入れると華やかな印象になります。

幅広い斤量(厚さ)のラインナップ

用途に合わせて幅広い厚さが揃っているのも特徴で、以下の斤量が用意されています。

【A本判T目】
30kg、35.5kg、41kg、46.5kg、52kg、57.5kg、74kg、85kg、96kg、107kg

【四六半裁判Y目】
23.5kg、28kg、32kg、36.5kg、41kg、45kg、58kg、66.5kg、75kg、84kg

【四六判Y目】
90kg、116kg

冊子の中で柔らかくめくらせたい場合は薄手を、パッケージの一部としてハリを持たせたい場合は厚手を選ぶなど、目的によって最適な厚みを選択できます。

個性派ラインナップ「風」と「星くずし」

クラシコトレーシング-FSには、紙の繊維でテクスチャーを表現した個性的な派生ラインナップとして「風」と「星くずし」が存在します。

クラシコトレーシング-FS 風

流れる風のような自然のパターンが抄き込まれたトレーシングペーパーです。透明感の中に繊維が織りなす和の趣きや動きのある軽やかな表情が加わります。和風のデザインやナチュラルな雰囲気の商材にマッチします。カラーは現在「白」のみで、斤量は四六半裁判で41kgと58kgが展開されています。

クラシコトレーシング-FS 星くずし

満天の星空を思わせる細かな模様が散りばめられたトレーシングペーパーです。光にかざすと星のように模様が浮かび上がり、幻想的な演出に最適です。2020年11月にカラー品が廃色となり、現在は「白」のみの展開です。斤量は四六半裁判で41kgが用意されています。

印刷・加工における注意点

特殊紙であるため印刷や加工には高度な技術とノウハウが求められます。

一般的な紙に比べて吸湿しやすく波打ちやカールが起きやすい特徴があります。印刷直前まで適切に包装した状態で保管し、速やかに印刷・加工を行う環境管理が不可欠です。

また、インキの乾燥と裏移り対策も重要です。紙の表面が緻密なためインキが染み込みにくく、乾燥に時間がかかります。速乾性の高い合成紙用インキの使用が推奨され、パウダーを多めに使用するなどの専門的な対策が必要です。

さらに、紙が硬くコシがあるため厚手のものを折る際には背割れが起きるリスクがあるほか、接着する際も通常の糊では透けて見えてしまうため両面テープの使用が推奨されています。

まとめ

本記事では、半透明の用紙「クラシコトレーシング-FS」と「風」「星くずし」について解説しました。最新版の見本帳をもとに現在手に入る色や斤量を把握することで、スムーズでクオリティの高い印刷物を制作できます。

新晃社では特殊用紙の取り扱い実績が豊富にございます。それぞれの紙の特性や印刷時の注意点を熟知したオペレーターが、最適な印刷方法と加工技術をご提供いたします。どのような見せ方が可能かご相談に乗らせていただきますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。お客様のアイデアを形にするお手伝いをさせていただきます。

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