間紙(あいし)とは?

こんにちは。今回は印刷用語の基本編です。

今回のテーマは、間紙(あいし)とは?です。

印刷や製本の段階で、インキの乾燥が悪そうな時、例えば、インキの乾きにくい用紙一般的にマット系の用紙 アラベールなどのような特殊紙での印刷や製本の際にインキの裏移りを防ぐために、印刷物の一枚毎に入れる用紙の事を言います。

とはいえ、実際、リアルな現場で、一枚毎に間紙を入れるという経験は、ほぼ無いように思います。現在では、UV印刷の普及もあり、稀なケースのように思います。

今、実際に間紙(あいし)を入れるという場合の用途は、数量の確認を容易にするために仕上がった印刷物を一定の部数毎に区切るために使われるのが、一般的な間紙(あいし)の意味になっているように思います。
例えば、仕上がった印刷物に対して、50部毎、100部毎、200部毎 等というようにキリの良い数字で、まとめられ、印刷、製本工程後のアッセンブリ、数か所の仕分け発送内職作業 がしやすいようにするために使われる事が多いように思います。

チラシやパンフレットの全国発送、通販向けのツール、スクラッチカード等の金券扱いの印刷物 に対して、間紙(あいし)を入れるというケースがあります。
また、卓上カレンダーなどのように数種類の印刷物をセットして後工程に回すような物の場合に、作業がしやすいようにセットした物をまとめておく際に使用する事もあります。

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