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公開日:2025年05月30日

【アクリルグッズ】企業担当者とクリエイターのための作成ガイド

キャラクターグッズやイベント物販の一環として、アクリルキーホルダーやアクリルスタンドが大人気を博しています。ガラスのような透明感、割れにくい丈夫さ、そして小ロットでも手軽に作れるコスト感、この三拍子がそろったアクリルグッズは、企業の販促ノベルティやクリエイターのオリジナル作品にも重宝されています。

今回は「初めてアクリルグッズを発注する」という企業の担当者やクリエイターに向けて、アクリルグッズの特徴、素材選びからデータ入稿の注意点を紹介します。

アクリルグッズとは?

アクリルはガラスに引けを取らない澄んだ透明感を備えつつ、落としても割れにくい丈夫さがあり、加工の自由度も高いアクリル樹脂版を素材としています。

このような特徴を活用して、キーホルダーやキャラクタースタンドなど様々なグッズに展開されています。また、社内サインや表彰楯のようなアイテムにも用いられるなど、幅広い用途をカバーしています。

アクリル印刷のメリット

多彩な印刷表現

代表的な印刷方式は「UVインクジェット印刷」「シルク印刷」「転写印刷」になります。中でも「UVインクジェット印刷」では、アクリル板にUVインキで印刷した後、紫外線を照射することで瞬間的にインキが硬化します。これにより鮮やかなフルカラーでの発色が可能となり、光を通す表現も不透明に仕上げる表現も自在に調整することができます。

小ロット発注が可能

アクリル印刷では「数十個だけ」といった小ロット発注が可能で、在庫リスクが抑えられる点も強みです。一方で、大ロット発注の場合は単価を抑えやすくなるため、一個あたりの原価を安くしたい場合にお勧めです。

屋外での耐久性

アクリル板は紫外線に強く耐久性があるため、屋外での使用にも適しています。キーホルダーにしてカバンにつけていても、色褪せにくく長く愛着を持って楽しんでもらうことができます。

以上のように様々なメリットのあるアクリル印刷ですが、さらに、オーロラやグリッターなどのホログラム加工もといった手法もあり、よりオリジナリティのあるアクリルグッズを作成して、価値を高めることも可能です。

色再現と透明感を高めるコツ

フルカラーの美しい発色を表現する場合は、裏側に白版(白インク)を敷くことによって色の薄まり効果を防げます。

逆に透明感を活かしたい場合は、あえて白版を入れない事で抜け感のある仕上がりになります。入稿前にできれば試作品を作成して、仕上がりを確認した上で本番印刷に進むと安心です。

厚みの選び方

用途に応じた厚み選びも重要です。アクリルグッズとしては通常3mm厚が使われることが多いですが、用途や演出したいイメージによって使い分けましょう。

3mm厚

手のひらサイズで気軽に携帯したいキーホルダーなら3mm厚が軽量で扱いやすい厚みです。

3~5mm厚

机上に立てるキャラクタースタンドやPOPの場合は3~5mm厚にすると自立しやすくなります。

5~8mm厚

しっかりした手ごたえを感じるグッズや、サインプレートのように壁面に固定するものであれば、5~8mm厚を選ぶと奥行き感のある厚みになります。

アクリル印刷のデータ作成で気をつけたいこと

印刷データは実寸で350dpi以上に設定し、画像の解像度不足によるぼやけを防ぎましょう。その他によくある注意点をご紹介します。

カットラインについて

カットラインはベクター(パス)データで作成し、絵柄との間が2mm開くように調整してください。2mm未満の場合はレーザーカットをする際に、絵柄にえぐれが生じる場合があります。

穴あけ位置について

キーホルダーを作成する場合には、穴あけ位置をどこにするか決めておく必要があります。こちらも絵柄と穴の位置は2mm以上開けるようにしてください。

フチなし印刷(全面印刷)について

フチなし印刷を希望する場合は、カットラインから最低2mmの塗り足しを作成してください。

指定レイヤーについて

データ内のレイヤー構成は、デザイン、白版、カットラインの三層に分けて命名しておくと、入稿後のトラブルを避けやすくなります。穴位置や中抜き加工などご希望の場合は、それぞれのレイヤーを用意してください。

納期について

アクリルスタンド100個の場合、納期はデータ入稿してから通常5~7営業日が目安ですが、キーホルダーやボールチェーンなど取り付け部材が増えたり、封入・シール貼りなどの作業が増えると納期かかります。また年末や年度末、または大型イベントの直前などの繁忙期は工場が混み合うため、余裕を持って印刷会社に相談しておくと安心です。

まとめ

アクリルグッズの制作を成功させるコツは、①データづくり ②素材や加工の選び方 ③数量と納期、この3つをバランスよく整えることです。まずは小ロットで試作し、色味や質感、コストをチェックしてから本番に進むのが安心です。

アクリルグッズの制作で分からない点があれば、アクリルも扱える当社に気軽に相談してみてください。実際の仕上がりサンプルなどのご用意もあります。専門の担当者が皆様のアイデアをぐっと引き立てるサポートをさせて頂きます。

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