【光沢感・高級感】知っておきたい箔押し印刷

公開日：2019年02月08日

【光沢感・高級感】知っておきたい箔押し印刷

箔押し印刷は特殊印刷の中でも、代表的な印刷方法です。身近なものにも非常によく使われているので、「特殊印刷・加工」のジャンルではあるものの大変馴染みのある印刷でもあります。

箔押しの印刷手法については、これまでも新晃社HPの中でご紹介してきました。

ワンポイントで高級感を演出する事が可能な箔押し加工印刷

箔押し印刷について

今回は箔押し印刷の利用シーンや注意点についてご紹介いたします。

箔押し印刷でどんな事ができる？

とっても簡単にいうと「キラキラと輝いている光沢の部分」が箔押し印刷された部分となります。

例えばポストカードやパンフレットなどで、キラメキながら盛り上がった部分を見たことはありませんか。シンボルとなるイラストやロゴマークといったような部分ですね。

また、箔押しは「金」のイメージが強いですが、その他にも「銀」や「他の色」も再現できます。

例えばこちらをご覧ください。

光沢感のある盛り上がっている部分が箔押し印刷です。一般印刷では表現できないような立体感と高級感を演出していますね。なぜ金以外の箔押し印刷が可能かというと、「箔」というのはあらかじめ用意されたシートがあって、様々なバリエーションがあります。どの色を選ぶかによって、箔押し印刷の色が決まるのです。

力強く輝くメタリック調から、鮮やかに煌めくホログラム調まで幅広い表現が可能です。光の当たり方によってはこのような色とりどり鮮やかな光沢を出すこともできます！

箔押し印刷で気をつける3つのポイント

箔押し印刷をする時の3つのポイントは「面積」「文字の大きさ」「納期」です。

これらは費用、品質に関わってくる大事な部分になりますので、しっかりとご確認されることをお勧めいたします。もしわからない事があればお気軽に新晃社までお問い合わせください。

(1)箔押しする面積によって金額は違う
箔押し印刷は専用の「金型」を作りますが、箔押しをする面積によって金型のサイズが変わります。より広い面積になればなるほど金額は上がり、反対に小さい面積であれば金額は下がります。ご自身の作りたい箔押し部分がどのくらいの範囲に渡るのかを十分にご確認されてお見積もりをとることをお勧めいたします。

(2)小さな文字などは潰れてしまう
箔押し印刷は金型を用紙に力強く押し付けて印刷する手法です。その為に、あまりにも細い線や細かな点などは再現できずに印刷されない可能性があります。デザインをする上で小さくて細いものは極力避けるようにしましょう。

(3)納期が通常より必要
箔押し印刷は基本的に印刷工程の終盤に行われる為、一般印刷の納期プラス数日程度を見込んでおく必要があります。また、一度に印刷できる量も多くはありませんので、部数によってはさらに数日間プラスになることがあります。納期には余裕をもって注文をしましょう。

自社や商品の魅力を伝えたいからこそ、箔押し印刷をする

箔押し印刷はアクセントを施すことに非常に向いている印刷方法です。

あなたの会社案内あるいは商品が横並びで紹介されるとしたら、どのようにして消費者に見つけてもらえるでしょうか。無難なデザインに収まってしまうことで、よりとりどりのパンフレットやパッケージの集団の中で注目を集めることが難しくなり、本来の目的から遠ざかってしまうケースも少なくありません。ドラッグストアなどに陳列されている風邪薬のパッケージなどもよーく見てみてください。割と箔押し印刷されているものがあります。たくさんある製品の中からいかに自社のものが良い印象を与えるか、工夫が凝らされているんですね。

印刷物とは情報を伝える手段の一つです。その為には、もちろん箔押し印刷が全てではありませんが自社のサービスや特徴を知ってもらえるキッカケ作りは必要ですので、是非特徴を出す印刷について検討してみてください。箔押し印刷についてどのくらいの費用がかかるのか、どうやってデータを作ったらよいかなどのご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。

箔押し印刷のシーンをいくつかご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

• • ・名刺・・・会社のロゴや名前に加工することで印象付ける
  • ・ポストカード・・・イラストや文字に利用することでデザインをより一層輝かせる
  • ・パンフレット・・・表紙などに使用することで中身を見てもらう前に惹きつける
  • ・手提げ袋・・・持ち帰ってもらう袋を高級にすることでお客様の満足度をアップさせる
  • ・パッケージ・・・商品に高級感や演出を加えることで他と差別化をおこない売上アップに貢献する
  • ・クリアファイル・・・事務用品として使うクリアファイル群の中から目立つようにして優先的に使ってもらう

まだまだありますが、身近なところではこのようなものがあります。ポイントは「やや厚め以上の紙」であることです。力強く圧着させる印刷になりますので、薄い紙では耐える事ができないのです。

新晃社は一般印刷が得意な会社ですが、箔押しなどの特殊印刷にも強い印刷会社です。さらに擬似エンボス、シルクスクリーン、和紙PP加工など多数の加工も得意としております。名刺、会社案内、その他にも様々な販促物などをグレードアップさせる箔押し印刷。是非ご検討ください。

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また、箔押し印刷についてはこちらの記事もあわせて是非ご覧ください。

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